注射の際は確認を忘れずに

看護師にとって、注射というのは大切な業務のひとつです。注射が苦手な看護師は、できる限り注射を避けたいと思うでしょう。看護師にとって注射というのは必要不可欠な業務なので、経験を積んでスキルを上げていくことが必要となります。しかし、どんなにスキルを上げても間違った注射をしてしまえば、医療ミスに繋がるのです。
注射が苦手であれば、注射の基本知識から復習するというのも一つの手段となります。患者に注射をする際、その人に合わせた注射を打つことになります。患者によっては用いられる薬も異なり、注射を打つ場所も変わってくるのです。どんなに注射のスキルが高くても、これを間違えてしまえば医療ミスとなってしまうことになります。医療ミスを発生させないためにも、細心の注意をはらいましょう。注射をする時に焦ってしまう看護師もいますが、まずは注射の内容が正しいのかどうかをしっかり確認することが大切です。患者の名前を確認し、その注射が正しい内容になっているのかを確認した上で注射を行つようにしましょう。時には、同じ苗字の患者がいることもあるので、名前や生年月日などから間違えがないかの確認も大事です。高齢者の患者の場合は、耳が遠く聞き間違えているということも考えられるので、入念な確認が必要となります。
病気を治すため・治療のための注射が、患者にとって負担になってしまっては大変です。どんなに慣れてきても、確認作業は忘れずに行う要にしましょう。